WORKS施工実績

宮ヶ瀬ダムは、台風等の大雨のときに水を貯めて、下流域の中津川、相模川流域で暮らす人々を守り、また、神奈川県の水がめとしての役割を果たしています。

今回の工事内容は、宮ヶ瀬ダムに流入する早戸川及び中津川の土砂がダム内に堆積しているため、堆積土砂の撤去と撤去した土砂をふるい分け、公共事業の材料として使用できる材料を製作する工事であります。
工事場所は3箇所に分かれ、遠い場所で10㎞離れています。現場は山間部で野生動物（特に猿と鹿）とよく遭遇します。市街地の工事現場と違い、あまり経験ができない体験をしています。

現在の進捗は1箇所目のふるい分け現場が終了する予定となっております。現場の測量はICT技術を活用し、UAV（ドローン）測量で行っています。

工期が来年1月31日までのため、これから梅雨時季や台風シーズンとなるため災害対策が重要だと感じています。
工事箇所は一般者は立ち入り禁止となっていますが、ダム周辺エリアは観光名所や公園等も多数あるので、ぜひ足を運んで自然を満喫して下さい。