2021.04.07
工事名 | R1宮ヶ瀬副ダム堆積土砂撤去災害復旧工事 |
工期 | 2020年10月~2021年3月 |
発注元 | 国土交通省関東地方整備局 相模川水系広域ダム管理事務所 |
所在地 | 愛甲郡愛川町 |
概要 |
現場は宮ヶ瀬ダムの下の石小屋ダム(副ダム)です。現在は中止となっていますが、観光放流が行われている場所でもあります。 企業庁の水力発電所の影響で、工事を受注してから土砂を撤去できる期間は2月上旬まで。約2ヶ月で土砂の撤去を完了しなければなりませんでした。そのため、早急に現場事務所を設置して準備を行い、工事を着手しました。 土砂の撤去作業は大型重機3台と不整地運搬車1台で行い、毎日大型ダンプトラックで100台近く土砂を搬出しました。天候にも恵まれ、下請の協力もあり、順調に撤去作業が進み1月中に作業が完了できました。 現在は石小屋ダムの水位が工事期間中より約12m上昇し、工事後の状態を確認できません。 工事期間中は観光客も多く、冬場の宮ヶ瀬ダムは気温が氷点下になるほど寒くて大変でしたが、災害復旧工事に貢献することができました。 周囲を山々に囲まれた宮ヶ瀬ダムは、春は桜、秋は紅葉と高さ156mの堤体から見下ろす美しい光景はここでしか見られないものです。ぜひ宮ヶ瀬ダムへ行ってみてください。 |