WORKS施工実績

茅ヶ崎市からの工事評価点:87点

大雨や台風等で川の水が増えた場合でも、安全に川の水を流す事を目的として、川幅を広げたり、川底を掘り下げるといった整備が必要で、小出川を管理している神奈川県藤沢土木事務所が実施しています。

浜園橋の整備につきましては、小出川の川幅を広げるにあたり、現在の橋では橋の長さが不足していることに加え、現在の橋は、新湘南バイパス建設の際に、当時の建設省が工事用道路として設置したものを、茅ヶ崎市が維持管理を行いながら仮の橋として使用していることから、小出川の改修事業に合わせて橋の架け替えを実施するものです。

また、橋の架け替えに伴い、橋へ向かう周辺道路の整備も合わせて行います。

本工事の工期は令和5年3月ですが、その後、上部工事、道路工事、堤防工事、新橋供用開始後、現橋仮橋撤去で令和7年までかかる予定です。

増水時の安全確保とはいえ、周辺地域への影響も大きいので、丁寧な説明を行い、周辺の工事との調整、各関係機関との調整も行いながら安全第一、無事故での竣工を目指して作業を進めています。

現場代理人：亀井工業株式会社土木部 江口雅紀

令和3年3月～令和5年3月という長期工事でした。
新湘南バイパス直下、限られたヤード、住宅地の中の重機搬入路確保等、厳しい環境の中、関係機関（神奈川県、NEXCO等々）、近接工事（NEXCO耐震補強工事、水道工事）、近隣住民等と調整を繰り返し、時には河川増水の監視巡回、時には積雪の対応、振動、騒音や砂ほこり等、常に注意し、何とか無事故で竣工も迎えられたので、一安心しています。

橋台としては、規格値を十分満足し、設計供用期間100年として高品質な構造物を構築できたと思います。
規模は小さいですが、場所打杭や橋台施工に携われたことは、今後にも生きる経験となりましたし、また、JV工事であったこと、新入社員も現場に配属したことも、加えて良い経験でした。