2022.12.14
当工事は、神奈川県農政局の工事である。 小田原市南西部から真鶴町、湯河原町に広がる広域的な農業振興地域内の農産物の流通の改善、観光農業の推進等、農業振興を中心とした 県西地域経済の活性化を目的とした、広域営農団地農道整備計画(総延長17km)に基づく農道の内、小田原市米神地区の橋梁区間(鋼製桟道橋)を整備するものである。
当現場の地形は山間部の急傾斜地である。その地形条件、施工条件に応じてレイアウトができる、メタルロード工法が採用されている。 メタルロード工法は、桁(梁)、基礎杭等の構造部材を工場製作され、現場にて、基礎杭を打設し、各桁(梁)をボルト接合、溶接接合にて組み立てるプレハブ化された全体構造が特長である。
現在、橋台に位置する土留め壁を施工中で、メタルロードは工場製作中である。 来年1月より、工場から鋼管杭(基礎杭)を搬入し、打設を開始する予定である。