2018年3月25日(日)、柳島スポーツ公園の開園イベントが行われました。当日は雲ひとつない快晴に恵まれ、約500人の招待者と1万人を超える一般来場者で大盛況となりました。
オープニングセレモニーは、来賓の挨拶に続き、公募で決定した公園のロゴマークの発表と表彰式、そして茅ヶ崎市長や主催者、来賓によるテープカットで開園。直後には、地元柳島八幡宮の神輿が入場し、総勢200名にも及ぶ担ぎ手のみなさんの迫力ある渡御に満席のスタンドから大歓声が上がりました。
今回、開園イベントの計画は、柳島や中島、松尾といった地元の自治会やまちぢから協議会のみなさんに参画していただいたことがローカルファーストを体現する大きな特長でした。「地元にできた公園を祝う気持ちと安全祈願」という思いで熱心に準備した神輿の他、中島中学校吹奏楽部、茅ヶ崎一輪車協会、茅ヶ崎高等学校チアリーディング部の演技も素晴らしく会場を盛り上げました。
柳島ストリートでは、茅ヶ崎ゆかりの飲食店がフードワゴンやテントで自慢の味を競い、朝どれ野菜の直売やネイルアート、ワークショップなども注目を集めていました。元プロテニスプレーヤー杉山愛さんのトークショー、柳島地区の伝統芸能や、ダンスやフラの披露、音楽ライブと、多彩な出し物も会場を沸かせました。ステージは湘南コミュニティセンターが所有する機材を使い、テントやステージ音響も地域の方の協力。まさに地元のパワーを結集させたオープニングになりました。
市政施行70年になる茅ヶ崎市は、それを記念した人文字作成や茅ヶ崎クイズなどのイベントで盛り上げました。市の職員のみなさんと何度も打ち合わせを重ね共に創り上げていく経験も今後に生かされていくものとなりました。真新しい公認トラックの走路を思いっきり走った陸上競技協会主催の「100m走チャレンジ!」、ターゲットバードゴルフ、ジョギングコースを使ったウォーキング教室、ノルディックウォーキングの体験会など市内のスポーツ団体によるイベントも多くの参加者でにぎわっていました。
クラブハウス棟にある「柳島Kitchen」は、正午を前に早々に満席、バレエやフラなどの無料体験レッスンを行った「ヤナギシマラボ」、体組成計の無料測定やマッサージ施術の無料サービスを提供した「コンディショニングセンター」にも、人だかりや行列が絶えませんでした。
開園イベントは、来場者からも好評を頂き、この先20年に亘る公園運営に向けて最高のスタートを切ることができた1日になりました。地元だからこその知恵や工夫の詰まった、まさに「ローカルファースト」が凝縮された施設・柳島スポーツ公園を今後もぜひ盛り上げていきたいものです。